ときわFC

茨城県社会人サッカーリーグ第11節試合結果

第11節vs FC divertiとの対戦!!

 ときわFCTOPチームは、前節の快勝から一週間。

 U-18のカテゴリーでは、熱中症警戒アラートの影響でリーグ戦は軒並み中止になっています。

 しかし、夏休みのフェスティバルで、1日2試合は当たり前のようにこなしていた世代(も少数派となっているが…)であるTOPチームには関係ありません。

この日のスターティング11

この日の対戦相手はFC Diverti。今年度新規参入のチームです。

 試合結果は惜しい敗戦が多く、下位にいるチームです。しかし、最近の試合は接戦が多く、なんとなく不気味な相手です。

いつも問題となるGKは、この日久しぶりに参加できた「唯一の昭和生まれ」竹本。

 前回の出場時には、「GKなのに足がつりそうに」なったことを隠し通しました。気温の高まる今節は、無事戦い抜けるのか。

その他のポジションは盤石と言って良いメンバーがそろいました。

スターティング11

GK 竹本(津田中-松山北-筑波大-ダイヤモンドFC)

DF 藤田(大子中―常磐大高)

   マッコイ(佐野中-常磐大高)

   鈴木大翔(FC VIALA-常磐大高)

   大賀(水戸四中-常磐大高)

MF 井本(美野里中-常磐大高)

   額賀(双葉台中-常磐大高-常磐大)

   吉澤玲生(水戸HHJy-常磐大高-常磐大-水戸HHC&L)

FW 菊池(水戸四中-常磐大高-玉川大)

   大城(水戸三中-常磐大高-常磐大)

   服部駿(水戸四中-常磐大高-玉川大)

 前節のように攻撃陣の爆発が楽しみな布陣。

前半キックオフ

 立ち上がりから立ち上がりからボールを保持するときわFC。自慢の3トップが果敢に相手ゴールに向かって突破を図ります。

しかし、チャンスは何度となく作るものの、肝心のゴールが生まれません。

 FC Divertiは、若い選手が多くGKも守備範囲が広いため、最後の最後で防がれてしまいます。

攻めあぐねてなかなか得点が奪えず嫌な空気になっていた前半の半ば。

ビルドアップでフリーになったCBの鈴木が、ハーフライン付近で顔を上げます。

その時動き出したCF大城と左ウイングの服部駿にめがけて楔のパス。

 CF大城のポストプレーをさせまいとDivertiのDFが食いついた瞬間に、服部からのコーチングもあり大城がスルー。

完全にフリーになった服部がゴールに流し込み先制点を奪いました。

好事魔多し

 その後もFC Divertiの好守に攻めあぐねるものの、2ゴールを追加して前半を終わろうとしていた矢先…

 ボールを保持して押し込んでいた状況でボールをロストし、一気にDFラインの背後を取られます。

ペナルティエリアを出ていたGK竹本と相手選手の1vs1。

ループシュートを狙ったであろうシュートは、ちょうど竹本の手に。

 慣れないGKのため、手を引っ込めることもできずにハンド。DOGSO(決定的得点機会の阻止)の判定で、レッドカードを提示されます。

 「阻止」したと言えばその通りかもしれないが、「阻止」と言うにはあまりに穏やかな退場劇。ジャッジ・リプレイで取り上げて欲しい。

そんな中で迷惑をこうむったのは残された10人。

特に一人少ない状況でGKにポジションを変更した額賀。

ピンクのユニに身を包み、すぐさまペナ外からのFKを守らなくてはなりません。

 再開後のFK。直接シュートされたボールを額賀がはじき出し、DF陣が大きくクリアして、前半を無失点で終えることができました。

ハーフタイムには、後半に向け10人でのフォーメーションを確認します。

10人で戦う後半がスタート

3点のリードがあるものの、10人対11人で戦わなくてはならない後半がキックオフ。

 数的劣位であることに加えて気温の高い時間帯でもあり、攻撃がCF大城と左ウイング服部駿の突破に頼りすぎる展開。

前半同様FC DivertiのGKがファインセーブを連発し、追加点が奪えません。

しかし、そんな膠着した状況で、服部翔太が一列下がったポジションから一瞬のスキを突いて飛び出します。

 相手ゴールキックを跳ね返したボールにタイミングよく飛び出した翔太は、そのままGKと1vs1。しっかりとゴールに流し込み4-0とします。

後半15分頃にゴールキックのセカンドボールを拾われ、スルーパスから失点。セーフティリードを保ちたいFCとしては、嫌な失点。

スーパーサブ投入!

後半も折り返しを過ぎて、残り15分程度からこの試合を休もうかギリギリまで迷ったという海埜を投入します。

疲労の色が濃い21人を横目に、海埜が躍動。決定的な場面に顔を出し続けます!

しかし…

ゴールまで2m。フリーでパスを受け、バーの上にシュートを外してもんどりうつ海埜選手
ゴールまで2mの位置で服部駿から横パスを受け、空振りして軸足に当てるというトリックを見せ、恥ずかしくて突っ伏す海埜選手

素人感の強い外し方で、追加点を奪えません…

そこでめげない海埜選手。同じようなシチュエーションから、今度はファーストタッチで鮮やかにマークを振り切りシュート。

シュートは微妙に当たり損ねでしたが、待ちに待ったゴール。常磐の攻撃陣にエンジンがかかります。

その後、らしくない?ヘディングでのスーパーゴール

吉澤らしいコントロールから精度の高いクロスにも注目

なんだかんだで海埜選手はハットトリックを達成!

その後1失点するものの、終わってみれば10-2での完勝となりました。

次節に向けて

ここで一旦サマーブレイクに入ります。

残りは第7節の延期分の9月1日CLUBマロンMito戦。

その後、上位リーグでの順位決定リーグに入ります。

この試合でCFでプレーした大城が無失点のため、各所から批判の声が上がりました。

それに対して、大城はまさかの「先輩MF吉澤のパスのせいにする」という暴挙に出ました!

そのため、吉澤は当然のこと、その他の先輩後輩からも非難の嵐をうけました。

 次節のCFは吉澤の許しを得て大城が入るのか?それとも、今節15分間でハットトリックを完成した海埜が抜擢されるのか?

はたまた、那珂湊の長谷川健太こと長谷川健太が得意のポストプレーを見せるのか?

次節のメンバー決定から目が離せません。

ときわFCはU-12からTOPチームまであるサッカークラブです。

生涯を通してサッカーを楽しむ!サッカーを楽しむための技術や判断力を身に付ける!そんな目標を持って活動しています。

今年度はTOP・U-18ともにリーグ昇格が目標です!応援よろしくお願いします。