晴天に恵まれ、K’sデンキスタジアムサブグラウンドの天然芝という最高の環境のなか、水戸工業Cチームと戦いました。
入学からこの試合まで3週間という短い期間ではありますが、服部監督とともにトレーニングを積み重ねた選手たちは確実に成長しています。
前半
立ち上がりは互いに様子を見る形となり、ときわFCとしてはプレッシングに来られない分、安定したボールポゼッションができました。そんな中、中盤の底にいた田山遥睦(ポルタ―ラ水戸)がゴール前に飛び込んで素晴らしいシュートで先制します。
その後も、安定したビルドアップから攻撃を組み立て、岩間将吾(友部中)からの左右への配球もあり、両ウイングを中心にゴールに迫ります。右ウイングでプレーした江幡奏汰(見川中)は、ペナルティーエリア内で正確なタッチを見せて、前半2ゴールの活躍。前半を3-0で折り返します。
後半に向けて、水戸工業Cもこのままでは終わらないであろうという事、ハイボールに対する競り合いとセカンドボールへの集中力が課題になるという事を、ハーフタイムに確認しました。
後半
案の定、水戸工業Cは前半と打って変わってプレッシングの強度が上がり、さらに攻撃面でもより直線的にゴールに迫ってくるようになりました。さらに、入学後3週間という事もあり、ロングボールやDFラインの背後を狙うプレーに対応する中で徐々にスタミナを奪われていきます。
前半との変化にうまく対応できず、矢継ぎ早に失点し、1点差に迫られてしまいます。その他にも危険なシーンも増え、GKとの1対1を迎えるピンチもありましたが、GK信賀大和(見川中)のビッグセーブによってしのぎます。
交代選手の踏ん張りもあって守備面でも粘り強く対応し、攻撃ではカウンターアタックからもう少しで江幡がハットトリックか?というシーンを作り出します。ゴールを狙い続ける姿勢を見せ続けることで、1点差を守り切り試合終了を迎えることができました。
高校入学後の初試合としては、自信になる一方で課題も多い試合となりました。ときわFC U-18の目的は、1年生から昇格を目指して真剣勝負を繰り返す事で、プレーヤーとして成長し、トレーニングに目的を持たせる事です。この試合で得た課題を明確にして、トレーニングに励み昇格を目指して頑張りましょう!
2024 IFAリーグCENTRAL Aグループ
ときわFC U-18 3(前半3-0,後半0-2)2 水戸工業C