U-18

U-18 IFAリーグCENTRAL A 第2節

 第2節の対戦相手は水城高校A。高校一年生のときわFC U18にとっては、1~2学年上の先輩との対戦が続きます。

 試合前のミーティングでは、「試合になれば学年など関係なく、一人のサッカー選手として戦う気持ちを大事にする」という事を確認しました。

前半キックオフ!

 立ち上がりから、中盤でボールを保持されて押し込まれる展開となります。しかし、服部監督から授けられた戦術とそれに伴うポジションの変更もあり、簡単に中央突破を許しません。そして守備ブロックの外側からのクロスボールやロングフィードにも、GK信賀(見川中)を中心に守備陣が対応していきます。

 立ち上がりの劣勢の時間をしのぐと、中盤での粘り強い守備で奪ったボールを、打越(笠原中)のスピードを活かしたカウンターアタックにつないでチャンスを生み出し、少しづつ試合のペースを掴みかけます。

飲水タイム後の魔の時間帯

 飲水タイム後の時間帯に、ピンチを迎えます。守備のコーナーキックの流れでセカンドボールを拾われ、自陣左へのサイドチェンジからファーポストへクロスボールが入ります。サイドチェンジが繰り返されたためゴール前のマークがルーズになり、ファーサイドのマークが外れて、相手FWにヘディングシュートを許します。

 シュート自体には勢いがないものの、ボールは逆サイドネットに向かいます。結果的にGKが体勢を崩してしまい、ゴールイン。悔しい失点を許します。 

 それでも、その後の時間帯は守備陣の集中力も崩れることなくプレーし続けることができます。そして、攻撃では左ウイングの長洲(ポルターラ水戸)のカットインからのミドルシュートや打点の高いヘディングなどでゴールに迫ります。

Screenshot

後半キックオフ!

 ハーフタイムを挟んで、後半開始。一進一退の攻防が続く中、守備に追われる時間も長くなり、少しづつ疲労が見えてきます。そこで、ゴール前で攻撃の起点を作り出そうと、CFに長身の大和(千波中)を投入。

 両ウイングのポジションも高めに変更して、失点のリスクを覚悟しつつ攻撃面を強化して同点ゴールを狙いに行きます。

 攻防が激しくなり、DFラインは足をつる選手も出ました。しかし、DFの塚田(見川中)稲田(クルゼイロ茨城)を中心に粘り強く守り、勝ち点への望みをつなぎます。

 そして試合終盤、初戦はオフェンシブハーフでプレーした右ウイングの飛田(見川中)が、個人技を生かしてサイドを突破。ゴール前に待つFW大和に向けて決定的なクロスボールを配球します。

 しかし、残念ながら、シュートはゴールに向かわず同点ならず。ゲーム終盤は、互いに決定機を迎えましたが、スコアは動かず0-1のまま試合は終了しました。

次節に向けて

 もったいない失点が敗戦につながってしまい、選手たちも悔やんでいました。

 しかし、これが真剣勝負です。今後は、より一層高い集中力をもってトレーニングに取り組んでくれると信じています。

 また、このような試合展開でも粘り強く戦い、最後まで同点のチャンスを作り続けられたプレーぶりは、選手たちの逞しさの現れです。今後の成長を期待してください!

2024 IFAリーグCENTRAL Aグループ

ときわFC U-18 0(前半0-1,後半0-0)1 水城A