第4節は9月8日に延期となりました。そして、リーグ最終戦となる試合の対戦相手は、昇格を争う緑岡高校です。
IFAリーグの第5節。対戦相手は水戸農業高校
水戸農業はここまで上位チームとの対戦が続き、未だ勝利なし。とはいえ、相手は学校を代表して戦うチームです。U-18としては、昇格に向けて負けられない闘い。気を抜けません。
U-18のチーム状況は、定期考査開けでトレーニング不足。
そして、服部監督から与えられたミッションである、「学業のハードル」を越えられなかった選手も数名(かなりいた様子。選手の名誉のために付け加えると、ハードルはかなり高めでした…).
あまり良いコンディションとは言えません。
このようなチーム状況もあり、これまで出場機会の少ない中コツコツと努力を重ねてきた選手にとっては大きなチャンスが巡ってきました。
初めてスタメンに名を連ねたのが、大津瑠唯(友部二中)、山崎友斗(佐野中)照沼奨大(勝田三中)。
前半キックオフ
立ち上がりから水戸農業はロングボールを主体に攻撃を組み立ててきました。U-18は、ロングボールの処理に苦しむ場面がみられます。
しかし、先発のチャンスをつかんだMFの大津がルーズボールの競り合いに勝ってサイドに展開します。そのボールを受けた打越が、相手をかわして左足でゴールを奪います。
その後は、落ち着いてボールを動かしてペースをつかみました。特にサイドからの攻撃でゴールにむかいますが、追加点が取れないまま前半終了。
後半キックオフ
後半に入り、ロングボールの対応が修正されました。
そのためボールの保持率は上がりましたが、水戸農業はDFラインを高めに設定し、対抗してきます。
攻撃の機会はあるものの、高いオフサイドラインをかいくぐることができずオフサイドを連発してしまいます。
その後、チャレンジはするものの高い位置のDFラインを攻略することができず、後半は無得点。
しかし、守備面では安定してゲームを進めることができて、無失点で試合を締めくくることができました。
次戦に向けて
スコアこそ1-0と渋めの結果ですが、危なげのない勝利。
そして、ロングボールの対応を試合中に修正でき、落ち着いた試合運びができた事は収穫です。
また、初スタメンを飾った3人を含なかなか出場機会のなかった選手もチャンスを得ることができました。
彼らがひたむきにプレーした経験は、選手・チームにとって良い刺激になりました。
この試合でチーム力が向上したと思います。
水戸農業高校のみなさん、会場校の那珂高校の皆さんありがとうございました。
次の試合も頑張ろう!