U-18 IFAリーグCENTRAL A 第3節
2024年6月8日にIFAリーグの第3節を戦いました。
対戦相手は水戸葵陵高校C。水戸葵陵Cは開幕から2連勝で、勢いに乗っているチーム。この試合も上級生を相手にした難しい試合になります。
水戸葵陵Cは立ち上がりから攻守にアグレッシブにプレーし、U-18はその勢いに圧倒されてしまいます。
しかし、この時間帯を何とかしのいだU-18。CKのセカンドボールを田山遥睦(ポルタ―ラ水戸)がねじ込んで、先制点を奪います。
この得点で落ち着きを取り戻し、プレスをかいくぐりながらボールを保持する時間が増えました。
その後、互いに失点を許さず1-0のまま前半を終えました。
ハーフタイム
服部監督からは、後半に向けて「交代選手のことを信じて、全力を出そう。途中で交代しても良いから、しっかりと戦うように。」といった指示。選手の気持ちも、一段と引き締まります。
後半
上級生で編成された水戸葵陵Cは、後半の立ち上がりも再度ペースをつかもうとプレスを強めます。
特に中盤のボールの奪い合いでは、体格・スピードに上回る水戸葵陵Cのプレッシャーを受け続ける展開となります。
そのような展開が続き、後半中ごろにはDFラインも疲労感が出てきます。
ついに失点…
DFラインの背後を狙うボールに対してクリアが小さくなってしまい、波状攻撃を受けてしまいます。ボールに対応できたものの、またしてもクリアが小さくなってしまったところを奪い返されて失点。
残り時間も十分あり、次の1点を奪えるか。それとも失点を許してしまうのか。
水戸葵陵Cは追加点を狙ってさらに圧力を増してきます。
反撃開始!
U-18はこの時間まで中盤でのポゼッションに苦しんでいました。そのため両ウイングは孤立気味でした。その分エネルギーは残っていたので、前掛りになっている水戸葵陵CのDFラインの背後を狙い始めます。
スピードあふれる長洲(ポルタ―ラ水戸)・打越(笠原中)の両ウイングが相手SBの背後のスペースを突けるようになり、少しづつチャンスが生まれ始めます。
そして、葵陵DFラインの背後を狙ったロングフィードに対してCBの処理が遅くなったところを、CFの江幡(見川中)が巧みにボールキープ。サポートに来た田山(遥)に預けて、ゴールに向けてタイミングを計ります。
そして、田山(遥)から1タッチでのやさしいリターンパスが江幡へ。
CBのマークを振り切った江幡は、ワンタッチしてから落ち着いてゴールに流し込み、再び1点リード!
その後、危険なシーンを迎えますが、GKの信賀(見川中)を中心にゴールを許しません。
そして、交代で入った選手が思い切りのよいプレーを見せてくれます。前線に入った大和(千波中)は、長身を活かしたポストプレーだけでなく、スルーパスに素早く反応し、相手DFと競り合いながらボールをキープするなど気持ちの入ったプレーを見せました。
試合はそのまま2-1で終了。ハーフタイムの服部監督の指示もあり、交代選手を含めたチーム力で難しい試合を勝ち切りました!
次節に向けて
難しい試合をものにしたことで、昇格プレーオフ進出の望みがつながりました!入学からわずか2か月と考えると、とても逞しいチームに成長しています。
次節は、中間考査を挟んでの試合。選手にとっては、オフ・ザ・ピッチでも難しい戦いが続きます。勉強もサッカーもしっかり頑張ろう!